カメボスの語り

カメボス、リクガメの飼育方法を語る。

これからリクガメの飼育を始めたいと思っている方、初心者の方は必ず読んでいただけると良いです。基本的なリクガメの飼育方法について細かく「これ以上ない」と言えるほど確かな飼育方法をアドバイスいたします。飼育中に起こり得ることなど、たくさんの可能性を幅広く知っておくことが大切で、しっかり押さえるべきポイントは押さえましょう。リクガメ(生き物)の飼育は可能性の積み上げであると思います。
よりカメが健康的に元気で、そして幸せになるための可能性を広げてあげましょう。

まず、リクガメの飼育方法はいろいろあります。本に書かれている飼い方、爬虫類ショップAの飼い方、ホームセンターなどでの飼い方、動物園での飼い方などなど、手を抜けば抜くほど、こだわればこだわるほどと言ったように無数に飼育方法は存在します。

当店が推奨している飼育方法は
一般のご家庭で再現できる飼育方法で最良の環境、
10頭のリクガメベビーを飼育したら10頭がすべてが健康に育つ飼育方法
です。

リクガメの飼育方法を記した多くの書籍に書かれている方法、普通の爬虫類ショップが生体管理に用いている環境は10頭中5頭が成長できるといった程度だと思います。ホームセンターなどで言えば10頭飼育したとして1頭生き残るがどうかと言ったレベルの環境でしょう。これらの環境はリクガメが生涯をまっとうできる可能性が低い飼育環境だと言えます。1週間なら生きるでしょう。1か月でもいけるかもしれません。3か月になると死んでしまう個体も出てくるでしょう、1年以上生きる個体は稀でしょう。飼育環境はカメが生存する可能性に影響してくるということです。良く目にするのが60㎝の水槽(新鮮な空気が流れる空間ではない)に新聞紙や砂を敷き(湿度管理ができない)、渦巻き状の紫外線ライト(ほとんどUVBが出てない上にカメまで到達していない)、スポットライト(入れればいいと思ってやがる)、エサは配合飼料(カロリー高すぎ、顎形成に悪影響も)など、いったい何を目指しているのかわからない飼育方法で飼われているお店が多いです。これらの環境をリクガメ初心者の方が見て「こんなので飼えるんだ」と思ってしまうのも問題があります。また、最近毎月のようにある爬虫類イベントも生き物たちにとっては地獄の日々でしょう。狭いケースに売られて展示販売される。それを見に来る方々はその狭い展示方法で飼育できるくらい丈夫な生き物だと誤解する。とても良くない風潮ですね。やはり、爬虫類を購入する側も自分でしっかりと飼育の知識をつけて購入に臨むことが必要だと思います。そもそもほとんどのショップはリクガメ飼育の経験も知識もたいしたことない。そのお店に行けばわかります。そのお店でリクガメを飼育している(もはや飼育とは呼べずにストック)している環境が、そのお店が自信を持って送り出す「レベルの低い飼育技術」なのです。飼育技術というのは実践して意味のあるもの。ましてプロショップであるならふんだんに技術を盛り込んで展示販売したらいいのにね。当店以外でそれを実現しているお店を見たことがないので、すいませんが、日本のショップの多くは利益先行、技術や手間は二の次だと感じちゃいます。まあ、いいんですけどね、僕の経営するお店じゃないし。初心者の方が当店にお越しいただくのももちろん歓迎いたしますが、他のお店も是非周ってみてください。それで最後にかめぢからに来ていただければと思います。

前置きが長くなり、カメボスの性格の悪さが前面にでてきてしまいましたが、リクガメを飼育するために「必要な物」を説明していきたいと思います。リクガメを飼育するために必要なものは、気温、湿度、紫外線灯、新鮮な空気と通気性、床材、エサ、あとは貴方の愛情です。これらを適切に再現するために必要となるのが爬虫類専用機材です。

気温はケージ内の平均で昼30℃、夜27℃くらいが目安。

気温はケージ内の平均値で昼30℃、夜27℃くらいあればよいです。ほとんどすべてのリクガメがこれで問題ありません。スポットライトを入れたからってケージの平均気温が30℃前後になっていなければ意味がありません。ケージ内平均値が35度では暑すぎ、昼間で27℃しかないようなら寒いです。もちろんライトの直下は40度近くなることが多いでしょう。逆にメインのライトから離れる(もしくは日陰)では28度くらいだったりします。ケージ内に暖かい場所とやや涼しい場所を作ってあげる必要があります。カメは温まりたければライトに近づき(日光浴)、涼みたければ物陰に隠れます。カメ自身が歩いて、温度域を移動できるようにしてあげるのが好ましいです。また、この気温のムラを作るためには90㎝くらいのケージが最適です。60㎝の水槽などですと大した温度差ができません(暑ければ暑い、寒ければ寒いといった空間)。120㎝だと広いため電気代、設備費用などがよりかかるでしょう。初心者が管理しやすく、程よい温度のムラを作るには90㎝サイズのケージがお勧めです。故にかめぢからケージは90㎝サイズを基本としています。気温は外の天気や季節によって左右されますので、いつでも同じ装備、同じ方法で飼育できるわけではありません。季節によってうまく対応していく必要があります。

春:4月~5月は暖突をサーモに繋げて温度の下がりすぎに注意すれば問題なく飼育で きます。ライト類は昼間10時間ほど点け、夜は消します。基本的な飼育機材で飼育しやすい時期と言えるでしょう。5月下旬になったら暖突はオフでも良いかもしれません。

夏:6月~9月は蛍光灯台ツインとメタハラ(スドーソラーレ)だけでケージ内の温度 は30℃以上になります(昼間)。暑すぎて熱中症などになる危険があるため、室内にエアコンを効かせたり、窓を開けて空気を流す、遠くから扇風機で風を送るなどが必要となります。夏の飼育装備で室内の気温が30℃だった場合、ケージの中の平均気温は36度くらいになります。非常に暑く、カメも体調を崩してしまう可能性が高いため、エアコンなどでお部屋の温度調整は必要でしょう。保温機材は底面ヒーターを除きすべてオフにします。紫外線ライト(メタハラやレプティサン)と可視過を高める光で十分です。ちなみにかめぢから店内ではエアコン全開で涼しくします。それでも紫外線ライトなどから出る微量な熱の蓄積や外の暑さで、ケージ内の平均気温が33度近くになります。空気を入れ替えたり、散水をしたりして熱を逃がす対処をしています。

秋:9月~11月。春と同じく最も飼いやすい時期です。普通にケージの電気をつけておけば30℃くらいになり、カメも快適に生活します。気温低下が不安な場合は暖突+サーモをオンにしておきます。

冬:12月~3月。暖突は必須です。1月、2月などは暖突、スポットライト、メタハラ、蛍光灯の全体可視光線などで昼間は30℃くらいにできる場合が多いです(ケージを置くお部屋の温度は18~20度くらいは欲しい)。問題は夜で、光を放つ照明類を消す必要があるため、保温は暖突と底面ヒーターのみとなります。これだけではまず足りませんので、お部屋をある程度暖かくしましょう。夜間できれば27℃欲しいので、お部屋の気温をなんとか22度くらいにしていただければカメが生活するケージは27℃くらいになっていると思います。家族がメインで生活する暖かい部屋にケージを移動するなどの工夫も必要です。かめぢからケージをご使用の場合はもちろん上部の保温カバーをセットしておきます。この時期、かめぢからでは夜間、エアコン暖房マックスにし、サンラメラ3台で対応しています。足元から温めることができるサンラメラはとても重宝しておりますので、皆さんも是非お試しください。※サンラメラは爬虫類用器具ではありません。普通の暖房器具ですが、私自身使ってみてオイルヒーターなどよりも全然良い効果を感じています。サンラメラとネットで検索すれば出てきます。カメ屋、自宅、実家とすべてでサンラメラを使っているほどです。暖かくなり安全性が高いです。また、冬場は他の季節よりも湿度に気を配り、散水や床材の湿り気具合を絶えずチェックしています。湿度については後述しています。

1年を通した気温の作り方は以上です。ぶっちゃけ、多少は低温にさらされてもリクガメはすぐには死にません。個体によっては夜間18度が毎日続いてもなんとか耐えたりもします。ただ、やはり不適切な気温での飼育が続くと病気になってしまう可能性が高いです。病気なってしまうとかなり高い確率で死んでしまいますので、常日頃の管理が大切です。夏の熱中症は低温より致命的で一発で死にます。なのでケージの平均気温が35度を超えてしまったら空気をしっかりと流して、通気性を良くして水を撒きましょう。

湿度は一日の平均で50%~60%(乾燥系)、60%~80%(多湿系)

湿度を常に維持するのはほとんど無理です。なぜなら通気性と湿度は反比例の関係で、新鮮な空気を入れる=通気性が良いとなると湿度(空気中の水分)は逃げます。逆に湿度を維持しようとすると通気性を悪くする必要がでてくるので新鮮な空気がケージ内に入ってきにくくなります。ではどうしたらいいか。簡単です。1日1回(多湿系の種類は1日2回ほど)多めに霧吹きを行いつつ、床材に給水をしてください。ケージに水を散布することにより一時的に湿度が上がります。一気に湿度80%~100%近くになるでしょう。散水後、徐々に湿度が落ちていき湿度40%くらいに戻ります。この上限で1日の平均湿度が60%くらいと考えていただいて良いです。


また、節によっても変わってきます。日本の冬の場合は湿度が最低20%くらいまで下がりますので、水の散布はよりまめにやる必要が出てくるでしょう。霧吹きだけではなく、床材内部にも水を浸み込ます必要があります。熱によって床材内部の水気が蒸発し、ケージ内の湿度がある程度は保てるようになります。また、潜る習性が強い種類に対してはカメがほこりまみれになることもなく、土がつきにくくなるため、床材の内部は必ず水分を持たせましょう。土にある程度の湿り気があったほうがカメの体に土がつきにくいのです。力土(ココパーム微細+力土COAT)でまさにこのような床材が作れますので是非ともご利用ください。ちなみに多くの方がリクガメは砂漠に住んでいると思っているかと思いますが、リクガメは砂漠にはいません。エジプトリクガメやウエルナーでさえ、砂漠と農耕地の中間地帯に生息しています。
また、南アフリカ系のヤブガメ、ソリガメなど特に乾燥地帯に生息すると言われている種類でも多肉植物が多く生える荒れ地に生息しています。

皆さんが想像する砂の砂漠地帯にはカメはいません。野生のリクガメが生活している土壌は表面こそ乾燥している荒れ地が多いですが、少し掘れば土に湿り気が必ずでてきます。これを再現できるのは力土やココパームです。これは多くのショップや飼育者が見落としている点です。リクガメが歩く床材は乾燥した砂やヤシガラ、その下にあるのは水槽の底面(ガラス)と、どこを掘っても水分など出てこない最悪の環境に置かれていることが多いです。何年こんな飼い方をしているのでしょう。もっと学んで、飼育技術のレベルを上げてもらいたいもんです。適切な湿度を再現するためには適切な床材が必要なのです。

湿度について豆知識。砂漠地帯の湿度は1日平均30%くらい(少ない時で20~25%)です。驚くべきことに日本の冬の湿度は1日平均20%(過去9%とかいう日もある)とかです。場合によっては日本の冬のほうが砂漠よりも乾燥しているという点を必ず頭に入れておいてください。例えばインドホシガメは冬に多く死ぬと言われ、寒さに弱いと言われていますが、実は湿度が足りずに弱っていることが多いのです。このように爬虫類飼育で湿度も重要です。おそらく、リクガメの飼育において湿度の重要性を日本で初めて説いたのは私ですよ。ホント。

湿度をしっかりと作るためには「かめぢからケージ」と「力土」がお勧めです。詳しくは飼育機材のページを見てください!

紫外線はメタハラがお勧め

蛍光管タイプの紫外線灯が主流となっていますが、蛍光管タイプ紫外線灯+メタハラ(スドーソラーレ)がお勧めです。とにかくカメの成長には紫外線、特にUVBが必要なので、UVBがしっかり出てなおかつカメの甲羅まで届く物を選びましょう。スパイラルタイプの渦巻き型紫外線ライトは明るいものが多くいかにも紫外線が出てそうですが、出ているのはUVAのほうでUVBはあまり出ていません。ゆえにこのタイプは紫外線照射という点ではリクガメにとって無意味です。かめぢからではほぼすべてのリクガメに蛍光灯タイプの紫外線ライトとメタハラを併用して使っています。リクガメ君はライトが点灯すると自ら起きてきて歩き回ります。温浴などしなくても代謝が上がり、活動します。これらはすべてメタハラの効果です。カメが元気に動く姿を観察したいのであれば、またできるだけ早く慣れてほしいのであればメタハラ(スドーソラーレ)を設置しましょう。メタハラは紫外線UVBが豊富にでていますが、その光自体の色温度も魅力です。カメが好む光の色をしており、多くのカメはメタハラの元に出てきます。スポットライトほどオレンジ色ではなく、蛍光灯ほど青白くない、自然の太陽に近い色をしている光なのです。そして多くの爬虫類はこの光が大好きです。メタハラを設置する場合は必ず日陰を設置しましょう。当店オリジナルのデコレーションリーフが最適です。また、ケージ全体を見やすくするためと紫外線補助を兼ねてツインライト(レプティサン+通常蛍光灯の白昼色)を併用するとよいです。カメにとっても快適で人間にとってもカメを観察しやすい空間を演出します。

快適な気温や湿度を再現しつつ、新鮮な空気の流れを作るには?

ずばり、かめぢからケージを使ってください。他の爬虫類用ケージや水槽と何が違うか?
かめぢからケージのページを読むといいよ!

ご自分で木製ケージを制作も良いかもしれません。ただ、ほとんどの場合失敗します。当店のかめぢからケージですが、試作を入れて私自身が20個以上作っています。現在販売しているアドバンスはケージ制作の経験と機能性に基づいた粋(すい)を集めたケージです。それを工場において生産化しているオリジナル商品です。木工に詳しい人でもカメに詳しくなければ作れません。かめぢからケージのありとあらゆる構造にはすべて意味があります。

床材について

新聞紙や細かすぎるヤシガラ(カメが歩いた時足が埋まるような)、ホコリが立つ砂系、水を撒くとカビが出る床材はやめよう。かめぢからの力土セットがお勧めです。しみこませる水の量によって乾燥系のリクガメから多湿系リクガメ、ハコガメ、フクロモモンガ、トカゲ類、ヘビなど何にでも使える100%天然の床材です。乾燥系から多湿系など種類に合わせた湿度の再現と、生き物が安心して潜って身を隠せるのも魅力です。そして、なんといっても見栄えがいい床材です。ジャングル?荒野?いかにもリクガメが生息していそうな大地をの土を切り取ったような地面を演出できます。詳しくはココパームと力土のページをご参照ください。

温浴(ぬるま湯でのお風呂)ついて

温浴について知っておくことは一つです。「基本、やらなくていい」。もし、カメが自分の糞を踏んでしまい汚れてしまった場合などを除き、温浴は必要はありません。温浴をしないとカメがあまり動かない、エサを食べない。これは飼育方法/飼育環境が悪いからです。野生のリクガメは温浴など毎日しません。しなくてもちゃんと目覚めて、活動してエサを食べます。上記の説明にある、温度、湿度、光、床材などをご参考に当店が推奨する飼育環境で飼育してみてください。とても元気にカメが歩く姿が観察できますし、楽しいリクガメライフを送ることができます。

エサと水分補給について

小松菜、青梗菜をメインにてタンポポやオオバコの葉を与えましょう。カルシウムの含有量が高い野菜や野草が良いです。種類によってはバナナやリンゴなども混ぜて与えるとよいでしょう。配合飼料はカロリーが高いものが多く、専門的な研究でリクガメの内臓に負担となることが証明されています。また、水にふやかして与えるタイプが多いことから顎の形成に悪影響があり、与えません(非常に柔らかくなり噛む運動にならないため)。新鮮な葉野菜などを与えていれば水分はエサから吸収します。湿度維持のために行う散水の際に、エサ皿に少し水をためておくと、そこから飲みます。常に水入れを置いておくとひっくり返すだけなので、よほどスペースに余裕がない場合は水の常設は不要だと思います。また、適切な湿度を維持することによりカメの体から失われる水分を抑えることができます。適切なエサと適切な湿度でカメ内の水分はバランスよく保てます。

ちなみに当店では14時~15時くらいにリクガメのエサやりをします。
この時間にご来店いただけるとカメがエサを食べている姿も見れますし、実演でエサのご説明もいたします。

愛情について

当店をご利用されるお客様はカメを飼育する愛情に満ち溢れていると思いますので言うことはないでしょう。

これからリクガメ飼育に挑戦したい方はこれを揃えよう!

かめぢからセット(夏仕様)
かめぢからケージアドバンス 23,000円
スドーソラーレ 38,000円
蛍光灯台ツイン 5,000円
レプティサン10.0 20W 4,500円
力土セット 3,800円
底面ヒーター スーパー1M 4,000円
デコレーションリーフ加工済み 1,500円
リクガメ用エサ皿 300円
合計 80,100円
かめぢからセット(冬仕様)
かめぢからケージアドバンス 23,000円
スドーソラーレ 38,000円
蛍光灯台ツイン 5,000円
レプティサン10.0 20W 4,500円
力土セット 3,800円
底面ヒーター スーパー1M 4,000円
デコレーションリーフ加工済み 1,500円
リクガメ用エサ皿 300円
クリップスタンドひまわり 1,500円
ハロゲンライト 2,500円
暖突L 9,900円
GEX爬虫類用サーモ 9,900円
合計 103,900円

どんな種類のリクガメを飼育するのにも基本的には上記の設備が必要です。
60㎝水槽にスポットライト、適当な紫外線ライトなど。。。より簡易的な飼育環境での飼育も無理だとは言いません。私が推奨しない「リクガメの飼育セット安く揃えられますよ的」なお店の環境でもリクガメの飼育可能です。正確に言えば飼育可能な個体もいるということです。10頭のリクガメを飼育するとして簡易的な飼育環境で飼育した場合9頭は死んでしまいますが、1頭くらいだったら力強く生き抜くこともあります。つまりその「たまたま生き残った丈夫な個体」を見て、この飼育方法が正しい、これで十分だと定義されていることがあります。これは多くのショップ従業員などが誤解していることです。彼らは私よりもたくさんのリクガメを飼育したことがあるのでしょうか?毎日エサをやり、カメの動きを観察しているのでしょうか?他の人に任せて自分はよく見てないなんていうのが現実でしょう。私が推奨する上記の飼育方法はリクガメの生存率100%を追い求めたものとなります(10頭いたら10頭がすべてしっかりと成長する環境)。リクガメも人間のように強い子、弱い子、やんちゃな子、物静かな子、ストレスに弱い子、いろいろいます。かめぢからでは、どの個体にも対応できるようにした飼育設備を推奨したいと考えています。また、リクガメの幸せを考えると、上記のかめぢからセットで飼育される個体は幸せなのではないかと思います。
お店に来ていただければわかると思います。カメが笑顔でケージを歩いているのが見れますよ。

「初心者だから設備は専門的なものでなくてもっと安く。。。」と言われる意味不明なお客様がよくいます。意味が分からない。なぜ、「初心者」と自分の事を認めているのに安いっぽい飼育設備で飼おうとするのか。私はプロで自分よりカメに詳しい人はいないと思ってお店をやっています。また、それがお金をいただく側としての最低限の礼儀だと思っているからです。自分よりすごい人がお店を経営しているなら僕はそこのお店でカメを購入することを純粋に勧めます。「うちでカメを買わないでください、当店よりあっちのお店のほうがカメに詳しくて技術もありますよ」なんて言うのは謙虚ではなく、逃げなんですよ。私がナンバーワンでオンリーワンだと思っています。そんな私でさえ、お店での飼育は上記のかめぢからセットでリクガメを飼育しているのです。手を抜いたことなどありません。カメの飼育経験が乏しい、初心者の方が飼育設備をケチる、手を抜くなんていうのはそもそも生き物を飼育するセンスがない人の考えなのです。初心者なのだから、自分に足りない部分を補うためにできるだけ良い設備で飼育するのがカメに対する礼儀だと思います。「初心者だからここまでの設備はいりません」で、一番被害をこうむるのはそんな人に飼われるカメさんなのです。まずは飼育するにあたり、この部分を良く考えていただきたいと思います。手を抜くなとは言いません。飼育経験も豊富にあり、自分がずーっと見てきている個体であれば多少の手抜きも「新しい挑戦」と解釈できるでしょう(例:電気代節約のため、今年の冬はヒーターのワット数を少し下げてみる等)。ただ、技術や飼育経験が乏しいのに最初から手を抜いたらだめですよ。だめなもんだめ。そういう方は他のお店をご利用ください。

かめぢからではこんな感じでリクガメを飼育しています。

  • ◆ かめぢからケージ初期型(俺の手作り。ガラス加工/扉枠へのハメこみがめちゃ大変だった11年前。)
  • ◆ メタハラ(サンビームUV20/ソラーレと同等のメタハラで現在は販売が終わってしまったもの。)
  • ◆ 蛍光灯台ツイン(レプティサン10.0 20W+通常の蛍光灯白昼色、ケージ全体の明るさをカバーと補助の紫外線照射。)
  • ◆ デコレーションリーフ加工済み(形が悪いB品をお店では使用中。いい物を販売へ回してます。カメの隠れ家/登ったりもします。)
  • ◆ 床材は力土。(ココパーム微細と力土COATです。ホルスケージは先週に床材を全交換したばかりの物!)
  • ◆ 底面ヒーター スーパー1(底面は必ず入れます。)
  • ◆ ライト点灯12時(おはようカメさん)、エサを与える時間が14時~15時(もりもり食べます)、
     17~18時に散水および床材内部の湿り気チェック(のほほんとします)、21時に消灯(おやすみカメさん)。

保温系のライトがありませんが、上記設備でケージ内の気温が29度~31度になるため、カメにとっては非常に快適な空間を演出してあります。
お店の換気扇、窓の開閉、エアコンなどで店内の大まかな気温を作り、お店の気温+5度がケージ内の気温となっています。お店の気温が25度であるとき、ケージ内の気温は30℃となります。参考にしてみてください。90㎝サイズのケージに真ん中に仕切りをしてリクガメを飼育しているケージもあります。リクガメが動く範囲は半分なのですが、空間は90㎝幅であるため、空気の流れや気温のムラも再現できています。こういった使い方も「あり」です。私がお客様にご提案する飼育方法はお店での飼育方法とほとんど変わりありません。ケージがより使いやすくなっていて(現在販売中のものは「かめぢからケージアドバンス」)、メタハラのデザインが変わっているくらいです。まずはお店に行っていろいろ見てみよう、聞いてみよう。

カメボスの語り1弾として、リクガメの飼育方法、飼育に対する心構え的なものを書いたつもりです。私の経験や知識をかなり凝縮して、なおかつ現在主流になっている機材などを使い説明しています。より良い機材が出たりした場合は、当方で使用してみてこちらのページに書いていきたいと思います。まだまだリクガメの飼育方法は進化することでしょう。いや、どんどん進化させていかなければならないと考えています。