Testudo hermanni hercegovinensis

ヘルツェゴビエンシスリクガメ EUCB (クロアチア産)   学名Testudo hermanni hercegovinensis   


 在庫数 0頭/1頭
 source/EUCB  
 甲長 5cm前後

   
   

 
珍。第3のヘルマン、Testudo hermanni hercegovinensis(ヘルツェゴビエンシスリクガメ)です。
実に一年半ぶりの入荷です。この亜種を丹念に増やしているブリーダーはほぼゼロに近いので、去年入ったの
で終わり!なんて、危なく一発屋になるとこだった。。。とりあえず今回、1個体のみの入荷なのでUP前に売り切
れてしもうた。。。次回入荷未定ですが、狙っている方はご予約をお勧めします。

研究者によってはTestudo hercegovinensisとされ、ヘルマンリクガメの亜種ではなく、独立種とする考えもあ
るようです。一見、見た感じ東と変りませんが腹甲を見ていただければわかるとおり鼠蹊甲板がありません(鼠
蹊甲板は東ヘルマン、西へルマン共に持っている甲板です)。ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチアの一部地域
に生息する種類で、過去に紛争地域ということもあったため、現在までに世界的な流通がほとんどないカメであ
ります。個人的には2008年のトップを飾るにふさわしい、マニアックで超こだわりのある当店ならではリクガメだ
と思います。Testudoコンプリートのためにはなくてはならない駒です。
三枚目の腹甲画像は東へルマンリクガメ(T. h. boettgeri)と比べた物になります。向かって左がヘルツェゴビ
エンシス、右が東へルマンです。後肢の付け根に当たる鼠蹊甲板の有無が確認できるかと思います。

限定1カメのみ。完品個体。
ヘルツェゴビエンシスリクガメとは
紛争地域として名高い、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア(南部)に分布しているTestudoです。生息地域が過去紛争
地域だということもあり、店主は勝手にTestudoの最終兵器と呼んでいます。1889年にWernerが提唱したヘルマンリクガ
メの亜種(独立種とする説もあります)で鼠蹊甲板がなく、最大甲長も小さいのが特徴です。繁殖におけるライフサイクルも
他亜種とは若干異なるようです。

エサ
葉野菜、野草など主食に与えます。小松菜、チンゲンサイ、タンポポ、オオバコなどで育てましょう。
水パッドに入れた水を飲むこともあるので水入れはあったほうがよいでしょう。

温度・湿度
ケージ内の気温は28〜30度(日中)が良いでしょう。ホットスポットを設け一部分が暖かくなるようにします。通気性も重要
です。風通しを良くし、衛生面にも気をつかいましょう。一日一回霧吹きを行うとよいです(あくまで通気性を保った上で)。
湿度は40〜60%くらいが良いです。

紫外線
爬虫類用蛍光灯フルスペクトルライトのみでも飼育は可能ですが、それ以外にメタハラを設置するのが良いです。野生下
では拓けた草原などに生息しているので、できるだけ明るい光と強い紫外線を当てることが大切です。また日陰の部分も
必ず作るようにします。

ケージサイズ
普通に飼育する場合は90×45cmのケージが良いでしょう。かなり活発なリクガメで、運動量も多いです。シェルターにも
潜ったりするので隠れ家があると落ち着くようです。床材は厚めに敷き穴掘り行動ができるようにします。カメのストレスが
軽減されます。

ブリーディング
ヘルマンリクガメの雌雄は見分けやすいです。オスなら甲長8cmくらいから尻尾が太く長く伸びますので見分けは簡単で
しょう。順調に飼育すれば生後3〜4年でも繁殖が可能です。繁殖には広いスペースとバランスの良いエサ、十分な紫外
線が必要です。オスは荒っぽくなる個体が多いので繁殖をさせるとき以外は♂♀を別々に飼育したほうが良いでしょう。

病歴/投薬:なし
マイクロチップ:なし(不要)

カメヂカラのコメント
ヘルツェゴビエンシス!国内の専門誌、図鑑などにもまだ写真入では紹介されていない種類です。詳しく知りたい方
はドイツの専門書、SACALIA (Fachzeitschrift Shildkroten Vereinszeitschrift der Internationalen Schildkroten
Vereinigung)を読んでみてください。